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商標を検索できる無料の3サービス...

#商標出願の方法・費用

商標を検索できる無料の3サービスを比較

公開日:

2026/01/15

更新日:

2026.06.30

「知人が商標登録をしていなくて、警告書が届いてサービス名を変えることになったらしい……」 「弊社もそろそろロゴやサービス名を商標登録したほうがいいのかな?」

いざ「商標登録をしよう」と思ったとき、最初にすべきことは「調査(検索)」です。しかし、検索エンジンのように好きな言葉を入れるだけで正解がわかるわけではありません。専門的なデータベースを使う必要がありますが、初めての方にとっては「どのサイトを使えばいいのか?」「どうやって見ればいいのか?」が大きなハードルとなります。

本記事では、無料で利用できる商標検索サイト3つからそれぞれの特徴やメリット、使い分け方を比較して紹介します。現在の状況が「まずはアイデア出しの段階」なのか、「本格的に出願したいのか」などに合わせて、最適なツールを選んでください。

商標登録の前にまず調査(検索)が必要

商標登録の手続きを進める上で、避けて通れないのが「事前の調査(検索)」です。「とにかく早く権利が欲しいから」といって、いきなり出願書類を特許庁に提出するのは現実的ではありません。

なぜなら、商標登録は「早い者勝ち」ではありますが「似ているものは登録できない」という原則があるからです。これから登録しようとしているサービス名や商品名と「同一」または「類似」する商標が、すでに他社(人)によって登録されていた場合、特許庁の審査で拒絶されてしまいます。

このためにも出願前の検索は必須です。なお、ここでいう検索とは、単にGoogleで検索して「同じ名前の商品がないか」を見ることではありません。「商標法上のルールに照らし合わせて、登録される可能性があるか」を確認する作業です。

商標を調べる際は、専用の検索Webサイトを使うのがおすすめです。

では、具体的にどのように検索すればよいのでしょうか。商標の情報はすべて特許庁のデータベースで管理されているため、まずはこれらのサイトで既存の商標を確認するのが基本になります。

代表的なのが、国(独立行政法人)が運営する「特許情報プラットフォーム(J-PlatPat)」です。 弁理士などの専門家も利用する、最も情報量が豊富で信頼性の高い公式データベースです。

一方で、近年は民間企業が提供する商標検索サービスも増えてきました。 J-PlatPatは情報量が多いぶん操作画面がやや専門的ですが、民間サービスはシンプルなUIで直感的に検索できたり、検索結果からそのまま出願依頼ができたりと、利便性の高さが特徴です。

初心者の方は、まず民間サービスで全体を把握し、必要に応じてJ-PlatPatで詳細を確認するという使い分けも有効です。

  • 徹底的に網羅性を重視したいなら、公式データベース

  • 手軽さや、その後の手続きのスムーズさを重視するなら、民間サービス

この商標を検索できる3つのサービスを比較

ここからは、無料で商標検索ができる以下の3つの主要サービスについて、それぞれの特徴とメリット・デメリットを解説します。

  1. 特許情報プラットフォーム(J-PlatPat)

  2. Toreru商標検索

  3. GVA 商標登録ように、目的に応じて使い分けるのが賢い方法です。

これらはすべて「商標を検索する」という機能は共通していますが、「誰に向けたサービスか」「検索後に何ができるか」が大きく異なります。ニーズに合わせて選びましょう。

特許情報プラットフォーム(J-PlatPat)

独立行政法人工業所有権情報・研修館(INPIT)が提供する「特許情報プラットフォーム(J-PlatPat(ジェイプラットパット)」です。

特徴:情報の網羅性と信頼性はNo.1

J-PlatPatは、日本の特許庁に蓄積されたすべての知財情報(特許、実用新案、意匠、商標)を検索できる公的なデータベースです。最大の強みは、その情報量と信頼性です。

最新の出願状況から、過去に消滅した権利、現在審査中の案件、さらには審判決の結果まで、あらゆるデータが網羅されています。民間の検索サイトも、基本的にはこのJ-PlatPatのデータを参照していますが、更新のリアルタイム性や詳細な法的ステータスの確認においては、本家であるJ-PlatPatに分があります。

メリット

完全無料・登録不要:誰でもすぐに使い始められます。
詳細な検索条件:商標の「読み方(称呼)」だけでなく、図形の形(図形分類)や、権利の区分(類似群コード)など、プロ仕様の細かい条件指定が可能です。
経過情報の確認:ある商標がなぜ拒絶されたのか、現在どのような手続き中なのかといった詳細な審査経過を確認できます。

デメリット・注意点

操作が難しい:専門家が使うことを前提に作られているため、「区分」「類似群コード」「称呼検索」といった専門用語の理解が必要です。
判断は自分で行う:検索結果として「似ているかもしれない商標」がズラリと表示されますが、それが「本当に似ているのか」「登録の障害になるのか」の判断は利用者に委ねられます。○×で判定が出るわけではありません。

おすすめな人

「多少操作が難しくても、漏れなく徹底的に情報を集めたい」「すでに商標の知識がある程度あり、自分で分析ができる」という方には最適です。逆に、「とりあえず調べたい」という初心者の方には、検索結果が何を意味しているかわからないといった可能性があります。

Toreru商標検索

次に、オンライン商標登録サービスを提供する弁理士法人Toreruの「Toreru商標検索」です。

特徴:シンプルなUI設計

Toreru商標検索の最大の特徴は、Google検索のような感覚で使えるシンプルさです。 トップページの検索窓に、調べたい商標名を入力するだけで、瞬時に結果が表示されます。J-PlatPatのように複雑な条件設定をする必要はありません。

また、文字だけでなく「画像検索」にも対応しています。商標対象のロゴの画像をアップロードすると、類似した画像商標の候補を検索できます。

また、類似サービスとして「Cotobox」や「Amazing DX」などもあります。これらもUIが優れており、好みに合わせて使い分けると良いでしょう。

メリット

UIが直感的:専門用語を知らなくても、キーワード入力だけで関連する商標を一覧表示してくれます。
「称呼(読み方)」を自動生成:入力したキーワードから考えられる読み方をふまえて検索してくれるため、入力の手間が軽減できます。
プロへの依頼がスムーズ:検索結果画面から、そのままToreruの弁理士に詳細調査や出願依頼を申し込むことができます。

デメリット・注意点

詳細な法的判断は別途必要:検索結果で「該当なし」と出ても、必ずしも100%登録できるわけではありません(これはどのサイトも同様です)。
区分の理解は必要:検索自体は簡単ですが、最終的にどのジャンル(区分)で権利を取りたいかは自分で決める必要があります。(相談も可能です)

おすすめな人

「まだ出願するか決めていないけれど、アイデア出しの段階でネーミングが被っていないか確認したい」「難しい操作は抜きにして、スマホでサクッと調べたい」という方に最適です。ライトな検索ニーズには最も相性が良いサービスと言えるでしょう。

GVA 商標登録

最後に紹介するのは、弊社GVA TECH株式会社が運営するオンライン商標登録サービス「GVA 商標登録」の検索機能です。

特徴:検索から「自分で出願」までをシームレスにできる

GVA 商標登録は、商標の検索ツールにとどまらず、「検索結果をもとに、自分で出願書類を作成・提出する」ことをゴールに見据えた設計です。

商標名と読みがな(称呼)を入力し、対象とする区分(ビジネスのジャンル)を指定して検索を行います。ここまでは他のサービスと似ていますが、大きな特徴は「安価に商標登録を実現する」ことに特化している点です。

メリット

出願コストを抑えられる:検索後、そのまま出願書類の作成フローに進めます。GVA 商標登録の特徴として、「出願する区分数が増えても手数料が同じ」という料金体系があります。通常、特許事務所に依頼すると区分数が増えるごとに手数料が加算されますが、GVA 商標登録ではリーズナブルに複数区分の出願が可能です。

出願書類の作成:検索して登録可能性が高そうであれば、必要な情報を入力することで、そのまま特許庁へ提出可能な願書データを作成できます。

「自分でやる」をサポート:完全な丸投げではなく、システムを使って自分で手続きを行う形式(DIY型)に近いアプローチのため、費用を抑えつつも、専門的な検索ロジックを利用できます。

デメリット・注意点

入力の手間:弁理士にすべて丸投げするフルサポート型に比べると、自分で事業内容を選んだり、住所を入力したりする手間が発生します。

自己責任の範囲:システムがサポートしてくれますが、最終的な区分の選定などは利用者の意思決定が重要になります。

おすすめな人

「商標登録の費用はなるべく抑えたい」「検索して問題なさそうなら、すぐに手続きに入りたい」という実務重視の方に向いています。特に、複数の事業を行っており、たくさんの区分で権利を取りたいけれど予算が限られている……という場合に向いているといえます。

用途に合わせて検索するサイトを選びましょう

3つの主要な商標検索サイトを紹介してきました。どのサイトも「商標データベースを検索する」という根幹の機能は同じですが、提供する体験や強みが異なります。

①じっくり詳細まで分析・調査したいなら「J-PlatPat」

  • すでに商標の知識が少しある。

  • 特許や意匠など、他の知財情報も含めて公的なデータを網羅的に調べたい。

  • 時間はかかってもいいので、コストをかけずに自分の目で確かめたい。

②ネーミングのアイデア出しや、とりあえずの確認なら「Toreru商標検索」

  • まだサービス名が決まっておらず、ブレインストーミングに使いたい。

  • 専門用語や区分コードなどがわからないので、直感的に操作したい。

  • ロゴ画像も含めて、類似がないかサクッとチェックしたい。

③コストを抑えて、出願手続きまで一気に進めたいなら「GVA 商標登録」

  • すでに商標の候補が決まっており、登録に向けて動き出したい。

  • 複数の区分で商標を取りたいが、費用はなるべく安く済ませたい。

  • 検索から書類作成まで、一つのプラットフォームで完結させたい。

商標登録は、ビジネスにおける権利を守るための要です。「まずはこれらの無料サイトを使って、自社のサービス名やロゴを検索するところから始めてみましょう。

なお、GVA 商標登録に関しては、こちらの記事も是非参考にしてください。

GVA 商標登録でできること・できないことを解説 

自分で出願するなら「GVA 商標登録」。区分数いくつでも 7,980 円(税込)~ 書類作成できます。文字商標とロゴ(図形)商標に対応しています

  • 「商標登録したいけど費用が心配」

  • 「自分で出願したいけどやり方がわからない」

  • 「特許印紙って何?」

  • 「ロゴ商標を出願してみたい」

GVA 商標登録は、オンラインで取りたい商標を検索し、必要な情報を入力すれば出願書類を自動作成。郵送出願や特許印紙の購入をサポートするオプションも充実しています。

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