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#商標の種類・具体例

ロゴを商標登録するための検索方法を解説

公開日:

2026/03/31

更新日:

2026.06.30

ロゴを商標登録しようと考えている際、重要なステップは「事前の商標検索」です。

せっかくデザインしたロゴも、既に似たような商標が登録されていれば、登録が認められない(拒絶される)だけでなく、最悪の場合は他社の商標権侵害になってしまうリスクがあります。

本記事では、「ロゴ商標 検索」をテーマに、特許庁の公式データベース「J-PlatPat」を使った検索方法と、それを補うツールGVA商標登録のロゴ商標検索について詳しく解説します。

1.ロゴを商標登録するための検索方法を解説!J‑PlatPatの使い方と注意点

「素敵なロゴが完成したから、すぐに商標登録したい!」
そう思った瞬間こそ、少しだけ立ち止まることが大切です。

商標登録では、既に似たロゴが登録されていないかを事前に調べることが欠かせません。
特許庁が提供する公式データベース J‑PlatPat を使えば、登録済み・出願中のロゴを無料で検索できます。

ただし、ロゴ(図形商標)の検索は、文字商標のようにキーワードで探せないため、難易度が高いと言われています。
実際には、図形分類(ウィーン分類)や類似群コードを使って検索する必要があり、慣れないと迷いやすい構造になっています。

とはいえ、正しい手順を知っていれば、自分で調査することも十分可能です。
この記事では、J‑PlatPatを使ったロゴ商標の基本的な検索方法と、検索時に気をつけたいポイントをわかりやすく解説していきます。

2. J-PlatPat(特許情報プラットフォーム)での検索方法

① J-PlatPatの商標検索ページにアクセスします

https://www.j-platpat.inpit.go.jp/t1101

② 「図形等分類表」をクリック

ページ内にある「図形等分類表」ボタンを押すと、図形等分類表の一覧が表示されます。

③ 該当する図形コードを選ぶ

ロゴに含まれる図形の特徴に合った分類を選びます。

例:星のマーク → 「1.1.1 」、動物 → 「3」など(さらに詳細あり)

図形分類は非常に細かく分かれているため、ロゴを構成する要素を分解して複数コードを拾うのがポイントです。

※具体的なコードが分からない場合は、図形分類表のキーワード検索を使うと該当コードが表示されます。

④ 図形コードを入力して検索

図形コードが分かっている場合は、J‑PlatPat の「図形コード」欄に直接入力して検索します。同じコードを持つ商標が一覧で表示されるため、形状が近いロゴを効率的に確認できます。

⑤ 類似群コードや称呼も併用する

ロゴに文字が含まれている場合は、図形だけでなく 読み方(称呼) も類似判断の対象になります。また、商品・サービスのジャンルを絞るには 類似群コード が有効です。

※図形等分類表は図形の構成要素ごとに複数コードを持つこともあるので、ロゴの特徴を細かく分けて複数コードで検索するのが効果的です。

例えば星、複数、黄色 などの場合、それぞれにコードが付与されます。
例:動物(犬)のロゴを調べたい

手順:①「図形等分類表」で「動物」カテゴリを選ぶ ② 3.1 四足獣(シリーズⅠ:ネコ科、イヌ科(たぬき(3.4.4.01)を除く)、クマ科、パンダ科) など

図形商標の類似検索に欠かせない「図形等分類」とは

図形商標の類似を調べるときは、ロゴに含まれる図形の特徴をもとに検索を行います。その際に使われるのが 図形等分類(ウィーン分類を基礎にした日本独自の詳細分類) です。

図形等分類は、ウィーン協定に基づく国際分類をさらに細かく拡張したコード体系で、
大分類 → 中分類 → 小分類 → 詳細分類 の階層構造になっています。

この分類では、人物、動物、風景、物品、紋章、幾何図形、数字
など、図形の種類ごとに数字コードが割り振られています。

例えば、

  • 円形の図形 → 26.1.1

  • 星形 → 1.1.1

  • 四足動物(犬・猫など) → 3.1
    といったように、図形の特徴をコードで表現します。

図形等分類が重要な理由

図形商標は文字商標のように、読み方だけで検索できないため、
図形の特徴をコード化して検索できるようにする仕組みが必要になります。

図形等分類を使うことで、

  • 見た目が似ているロゴを効率的に絞り込める

  • 検索漏れを防ぎやすくなる

  • 類似群コードや称呼と組み合わせて総合的に調査できる
    といったメリットがあります。

ウィーン協定とは

・締結年:1973年(発効は1985年)

・目的:商標に含まれる図形(ロゴやマークなど)の要素を、国際的に統一された分類コードで整理すること

※ 特許庁が商標登録出願に際して使用している「図形等分類表」は、ウィーン分類に基づきます。

3. J-PlatPatによるロゴ検索の特徴

J-PlatPatは無料で詳細なデータを確認できる素晴らしいツールですが、ロゴ検索においては初心者にとって大きな壁があります。

  • ウィーン分類の特定が難しい
    自分のロゴがどの図形コードに該当するかを判断するだけで一苦労です。例えば「星」一つとっても、角の数や塗りつぶしの有無で細かく分類が分かれています。

  • 検索結果が膨大すぎる
    一般的な図形(円や四角など)をコードで検索すると、数千件、数万件の結果が出てしまい、その中から似ているものを目視で探すのは現実的ではありません。

  • 「似ている」の判断が主観的
    図形コードが一致していても、見た目の印象(類否判断)は最終的に人間が行うため、見落としが発生しやすいのが実情です。

4. GVA商標登録のロゴ商標検索

「J-PlatPatでは難しくて挫折した」「もっと簡単に調べたい」という方におすすめなのがGVA商標登録のロゴ商標検索機能です。

商標登録のロゴ商標検索とは?

GVA 商標登録のロゴ商標検索は、ロゴ画像をアップロードするだけで、見た目が似ている既存の商標を自動で探し出す検索ツールです。

「自分のロゴに似た商標がないか」をスピーディーに把握できます。

ロゴ商標は文字商標よりも類似判断が難しいため、出願前に「ざっくりとしたリスク」を把握する入口としてご活用いただけます。

GVA 商標登録でロゴ商標を検索するメリット

① 画像をアップするだけで検索が完了

選択指定したロゴ画像を入れるだけで、データベース上から似ている商標を自動で抽出します。

② スムーズに結果が得られる

形や色、構成といった特徴を総合的に判断し、結果を表示します。

③使いやすさを重視した画面設計

専門知識がなくても操作しやすいインターフェースになっており、どなたでも簡単にご利用いただけます。

5. 失敗しないロゴ商標登録の手順まとめ

① J-PlatPatで詳細を確認

ロゴ案が固まり始めた段階で、まずはJ-PlatPatを使い、区分や権利の有効性などを確認します。

②GVA 商標登録で簡易チェック

そのうえで、GVAの検索を使い、似ている商標がないかを手早く確認します。複数案がある場合でも、ドラッグ&ドロップで素早く比較できます。

③ 専門家(弁理士)への相談

最終的な登録可能性の判断や出願手続きについては、弁理士に依頼することで確実に進められます。

ロゴ商標検索は「ツールの使い分け」がポイント

ロゴ商標の検索は、文字商標に比べて確認すべき要素が多く、どうしても複雑になりがちです。
特許庁の J‑PlatPat は権利状態や区分などの詳細確認に欠かせませんが、検索の入り口としては、GVA のロゴ商標検索を併用することで、効率よく候補を絞り込むことができます。

「せっかく作ったロゴが使えない」という事態を避けるためにも、まずは手軽に試せる GVA商標登録の検索から始めてみると、全体の流れがスムーズになると考えます。

GVA 商標登録を使用しての、ロゴ(図形)商標の関連記事としては、こちらをご覧ください。ロゴの商標登録とは?出願方法や費用・検索方法を解説

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